JAVAアプリケーション について      
JDK (Java Development Kit)
Javaアプリケーションを作成するには、ある程度、MS−DOSの知識が必要になることを前置きしておきます。
(JAVA開発ツールを使うとMS-DOSの知識は必要ないかもしれませんが、ここではMS-DOSベースで、解説していくので了解してください。)

Javaアプリケーションを作成・実行するには、JDK (Java Dvelopment Kit) が必要です。
JDK は、市販のJAVA解説の書籍、もしくは、SUNのサイトからダウンロードできます。

URL : http://java.sun.com/products/jdk/1.2/ja/download-ja-docs.html

インストール
JDKのインスト−ルについては、解説書・サイトの指示に従ってください。

パス設定の仕方  重要!!
パス設定は、Autoexec.bat の SET PATH= で、 SET PATH=c:\jdk1.2\bin;"%PATH%"  などと、インストールしたJDKのBINディレクトリを指定します。
それともう1点、これが重要なのですが、クラスファイルへのパス設定も必要になります。
このクラスファイルへのパス設定が出来ていない場合は、MS−DOSプロンプトから、JAVAアプリケーションが実行できないので、注意して下さい。(文人は、これに悩みました。 6^^) )

クラスファイルへのパス設定は、これも、Autoexec.bat の SET CLASSPATH= で、
SET CLASSPATH=c:\tmp\javatest
などと、実行する class ファイルのあるディレクトリを指定します。

コンパイル
コンパイルは、DOS窓を開いて、作成したJAVAファイルのあるディレクトリに移動し
javac ****.java

で、コンパイルを開始します。****.java は、実際に作成したJAVAのソースファイル名

たとえば、下記のソースファイル test.java をコンパイルするには、
javac test.java

と、なります。

ソースファイルの例 test.java

class test {
 public static void main(String args[]) {
  System.out.println("Hello! World");
 }
}

class 名 ( test )と、ファイル名 ( test.java ) は、同じ ( test )にします。

クラスファイルの実行 test.class
コンパイルが完了すると、ソースファイル(test.java) のディレクトリには、test.class ができているので、それを実行するには、DOS のコマンドラインから、
java test

と入力すると、正常コンパイルできて、環境設定(クラスファイルへのパス設定)が完了していれば、DOS窓に、

Hello! World

が、表示されます。

クラスファイル ( test.class ) は、JVM ( Java Virtual Machine ) によって、解釈されます。